ドローン視点でリアルな操作!FPVとは一体何かを徹底紹介。

従来のラジコンや初期型のドローンは客観的な目視での操縦が主でしたが、近年では上空で飛行させているドローンから撮影されてくる映像が、オペレーターの持つ無線通信機能を備えたモニターに送られ、それを見ながらの機体の操縦が主流になりつつあります。

スマートフォンやタブレットに臨場感あふれる映像が送られ、それを見ながら操作できるので従来の客観的な視点でコントロールするのではなく、自身の目がドローンのカメラになったかのようにモニタリングすることができます。

このシステムをFPV・・・First Person View(一人称視点)と呼びます。

今回は、ドローンに搭載されているFPVについて詳しく紹介していきましょう。

FPVとは一体何か?

FPVとは、遠隔操縦しているカメラから送られてくる映像をそのままの視点でモニタリングする操作環境、いわゆる一人称視点のことをいいます。

主観で直感的に操作を楽しむことができるこのFPVスタイルが、近年のドローン業界では主流となっています。

日本でFPV飛行をする際の注意点

主観でドローン操作が楽しめるFPVですが、日本でFPV操作を行う場合はいくつか注意点があります。

  • 技適マークのついていない製品は日本では使用できない。使用したい場合は自分で申請が必要
  • 技適マークがついていても第四級アマチュア無線技士と開局申請が必要なものがある
  • 屋外での目視外飛行には国交省からの飛行許可が必須(200グラム以上の総重量の機体の場合)

ドローンは基本的に、コントローラーと本体の間の通信に2.4GHz帯を使用していますが、FPVを使う場合は5GHz帯で映像の伝送を行っているので、以上の条件を満たさなければいけません。

詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

簡単解説!ドローン操縦に関わる電波法について理解しよう

2018.06.16

ゴーグル型のFPVモニターも登場

FPVの進化系として、最近ではゴーグル型のウェアラブルモニタと連携した操縦が人気になってきています。

FPVゴーグルと呼ばれているこのガジェットは、いわゆるヘッドマウントディスプレイの一種で、ゴーグルをかぶり完全にカメラの視点のみでモニタリングが可能。

装着すると、まさにドローンそのものなったような気分で映像を楽しむことができます。

人気なのは、DJI Gogglesという製品。


DJI Googlesについて詳しく

海外で、詳しいレビュー動画がありました。

ゴーグル本体はヘッドバンドとヒンジでつながっているので、一旦目視したいときや休憩したいときはすべて脱がなくてもOK。

モニターの画面です。制御する各パラメータやセンサーの情報などが画面に表示されるのも近未来的でかっこいいですね。

ユーザーの首振りとカメラが連動するモードも搭載されていて、直感的にカメラワークを楽しむことができます。

レイテンシ(遅延時間)の少ない転送機能を持つこのゴーグルは、周囲の状況確認が気軽に行えるため、死角が多いFPVにおいてもすばやく状況確認できるので、安心して利用することができます。

ドローンレースにおけるFPVゴーグル

時には時速80km/hにも至るドローンレースでもFPVゴーグルが使用されており、迫力のある視野で激しいレースにのめりこむことができます。

このような画面を見ながら実際にコントロールしています。

※乗り物酔いする方はご注意下さい!

まさにテレビでレーシングゲームやっている見え方そのものですね!

ちなみに海外では既にドローンレーシングが一大興行として浸透しつつあり、ドバイで行われたこちらの大規模なレースは優勝賞金なんと25万ドル!

エンターテイメント性も高い大迫力のドローンレースは、今後ますますメジャーになっていくこと間違いなしです。

新時代のスポーツ?注目のドローンレースを徹底解剖!

2018.01.29

FPVコントロールに特化した専用モニターも登場

DJIのCrystalskyは、屋外での空撮用に設計された超高輝度モニター。

側面に搭載されたSDカードスロットから撮影された映像を取り込んで直接確認することができ、バックアップも可能です。

HDMIポートも装備されており、FPVゴーグルへの接続や、大きな画面でクライアントに確認してもらうこともできます。

当然同社の操縦アプリケーションDJI GOとの親和性も高いので、サードパーティの端末に比べてすべての機能がコントロールしやすくなっています。

DJI GO

DJI GO

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スマホやタブレットなどの端末は意外と温度変化に弱いので、それらをモニターとして使いたくても使いものにならない可能性があります。

それに対し、このモニターは他のモバイル端末と比べてバッテリーの持ちが長く、常温環境ではおよそ5時間の駆動を実現し、-20度の低温環境下でもダウンしません。

雪国での撮影などを考えている方にとっては、これは非常に重要なポイントですね。

海外ユーザーの動画で様々な機能について解説されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

ドローン操作を一段と楽しませてくれるFPVというスタイルですが、主観モニターに没頭しすぎて周りの環境が見えなくなってしまう恐れもあるので、使用にはくれぐれも注意してください!

あくまで目視がルールでも定められていますので、安全な飛行を心がけて楽しみましょう。

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