ドローンの生命線!プロペラが劣化する原因と点検のススメ

一般的なドローン4つの羽でバランスを取っているので、そのうち一つでも歪んだり折れてしまうと墜落は免れません。

そういう意味ではプロペラはドローンの生命線ともいえるパーツです。

プロペラの材質は言わずもがなプラスチックですので、衝撃や空中の塵、日光によって断続的に劣化しているのをご存知でしたか?

今回はそんなプロペラの点検についてお話しします。

プロペラが劣化するシチュエーション

「プロペラは消耗品」

とにかくこの前提はしっかり認識しておきましょう。

飛行前には欠けやヒビが入っていないかどうか、明らかに曲がっていないかどうかを絶対にチェックしてください。

また墜落や乱暴な使用を除いた明らかな衝撃以外でも、プロペラは劣化していく事が考えられます。

プロペラが劣化してしまう意外なケース

  • 飛行中に浮遊している小石や塵・虫などをはじいている。
  • 着陸時の地面による影響。雑草をはじいたり、砂を巻き上げたときなどに傷つく。
  • 保管しているケースが機体に合っておらず、無理な力がかかっている可能性がある。
  • 日光に長時間晒したことによるプロペラの硬質化。折れやすくなる。

あらゆるケースを想定した日頃のチェックは欠かせませんが、中でも日光による劣化というのは科学的にいまいちイメージしにくいと思うので少し解説します。

衝撃だけじゃない?日光によるプロペラの劣化

毎秒100回転以上で動いているプロペラですが、強風や空中の塵・小石や虫に至るまであらゆる障害を受けて飛行しています。

ドローンの飛行頻度が多い方だと、そういった衝撃による劣化を理由に交換することは想定しやすいですが、

たまに飛ばされる方が案外見落としがちなのが、日光によるプロペラの劣化です。

よく「洗濯ばさみがパキパキに砕ける」というイメージで例えられますが、プロペラも同じくプラスチックなのでそのような影響を受ける可能性があります。

プラスチックは紫外線に弱く、長時間日光にさらされると劣化して脆くなってしまいます。

図のようにプラスチックの分子結合に対して、日光などの紫外線によるエネルギーが当てられた場合、

空気中の酸素と分子結合の鎖が反応してしまい、結合が切れることで劣化して脆くなってしまうのです。

専門的には酸化や風化など環境に対する耐久力の意味として、プラスチックは「耐候性が弱い」と言われたりします。

長期間の放置は特に注意!

例えばドローンをインテリア代わりとして窓辺に長期間放置していたとします。

あまり使っていなかったから新品同然だろうと思い、プロペラのチェックを怠った状態で飛行させてしまうと、

何かの衝撃がきっかけでプロペラが簡単に折れてしまう可能性があります。

運よくそのことに地上で気づければいいですが、上空でプロペラが損壊すると墜落し大事故につながります。

プロペラが硬くなっているかどうかは、実際に曲げてみる以外に確認することはできないと思いますが、プロペラがゆがむ恐れもあるのでお勧めできません。

長期間日光に晒されていた場合はプロペラを交換するようにして、常に日の当たらないところに保管する習慣をつけましょう。

プロペラの交換頻度

一般的には20回前後のフライトでプロペラは交換するようにしたほうがいいです。

意外と少ないと感じられるかもしれませんが、安全のためですのでコストを惜しまず交換してください。

もとい飛行計画を考えて予備プロペラを携帯しておきましょう。

またプロペラは裏表正しく取り付けてください。ドローンのプロペラは左右で回転方向が違うため正しい向きで取り付けないと飛びません。

機種によって違うと思いますが、回転方向を表すCW/CCWなどの表示を頼りに機体に合った向きで取り付けましょう。

予備プロペラは純正品を!

安全にかかわるパーツは車や自転車と同じで、信頼のあるものを選ぶ必要があります。

形そのものはプラスチック製品なので、極端な話ではどんな会社でも作れてしまうので、もしかしたら粗悪なものを買ってしまうかもしれません。

たかがプロペラと思って安いサードパーティの物を買わずに、必ず純正品を選ぶようにしましょう。

プロペラの大事さを改めて認識して日々のチェックを心がけることで、安全なフライトを楽しんでください!

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