新時代のスポーツ?注目のドローンレースを徹底解剖!

In the pits - FPV drone racing at #SoCalMakerCon #multirotors #multiGP #spaceoneFPV

ドローンは空撮するもの、だと思っていませんか?

実は農業や建設業、あるいは配送など、ビジネスの現場でもドローンは活躍しています。

そしてさらに、スポーツ業界でもドローンは一つの新たな潮流を生み出しています。

それが、ドローンレース。

今、世界でも着々とファンを集めつつある新たなスポーツ、ドローンレースを徹底解剖していきます。

ドローンレースとは

何かと実用的なイメージがあるドローンですが、新時代のスポーツとしてドローンレースが近年注目を集めています。

その名の通り、ドローンレースは“レース”ですから、基本的には速さを競うもの。

まずは実際のドローンレースの映像をごらんください。

この映像にもあるように、速さに加え、決められたコースをいかに正確に飛行できるかがドローンレースの勝負の決めどころとなります。

ドローンレースに出場するには、非常に高度な操作技術が求められることがわかりますね。

ドローンレースのルール

具体的にドローンのルールをみていきましょう。

基本的にドローンレースの大会は、予選⇒(敗者復活戦)⇒準決勝⇒決勝、といったようなトーナメント形式で行われることが多いです。

この時によく用いられるレース方式が、ヒートレースです。

ヒートレースとは
競馬において、同一の組み合わせの競走馬によって複数回の競走を行うことによって優勝馬を決定する方式の競走である。18世紀以前の競馬ではこの形態の競走が主流だったが徐々に廃れていき、19世紀にジョッキークラブが禁止措置をとるとほとんど行われなくなった。現在は、東南アジアの一部の国でこの形態の競馬が行われている。ー出典:Wikipedia

競馬の世界で主に用いられていた方式なので、Wikipediaでの説明文にも「競馬で」というように記載されていますが、ドローンレースにおいては同一の組み合わせで複数回競争することを指します。

だいたい1ヒート5分間で決められたコースの周回におけるベストラップを競い、複数回のヒートの中での上位数名が準決勝、決勝へとステップしていきます。

1ヒート5分間の中でベストラップを競うのですが、途中で墜落してしまうと記録がリセットされたり、スタート地点からやりなおしになったりと、大会ごとにもさまざまなルールが採用されています。

そしてもう一つ、ここで切り出して紹介したいのが、FPV

FPVとはFirst Person Viewの略で、一人称の視点でのドローンの操縦システムのこと。

先に紹介した動画の中でゴーグルのようなデバイスを着用している人が出てきましたが、彼らにはドローンに搭載されたカメラが捉えている映像が見えています。

その映像をたよりにドローンを操縦するわけですから、まさに自分自身がドローンに乗り込み時速100km以上のスピードでコースを駆け抜けていくことになります。すごいですよね!

ただ、注意してもらいたいのが、FPVは実際に自らが操縦するドローンを目視していないということ。

これだと、航空法に定められているドローン規制の目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させることに違反してしまうので、FPVを行いたい場合は事前に国土交通省に申請が必要になるのです。

大会といえども、事前にきちんと確認しておくようにしましょう!

世界のドローンレース大会

今や世界中では様々なドローンレース大会が開催されていますが、今回は一つだけ、絶対におさえておきたい大会をご紹介します。

World Drone Prix

ドローンレースといえばこれだけは知っておきたいのがWorld Drone Prix

賞金総額100万ドル、優勝賞金25万ドルという巨額の賞金が出る同大会は、世界で最も大きなドローンレース大会。

2016年にドバイで行われた同大会では、15歳の少年が優勝し賞金25万ドルを獲得したことで話題になりました。

まさにワールドクラス。

世界最高峰のドローンレーサーが集う大会で、なにもかもが規格外です。

大会規模の大きさに、世界が注目するドローンというテクノロジーへの期待がうかがえます。

日本のドローンレース

日本でのドローンレースはどうでしょうか?

日本では主に、以下の3団体が主要なドローンレースを運営しています。

日本の主要ドローンレース運営団体

  • JDRA(一般社団法人日本ドローンレース協会)
  • Drone Impact Challenge実行委員会
  • JDL(Japan Drone League)

中でも一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)は2017年には8つもの大会を企画運営するなど、ドローンレースの普及に大きく貢献しています。

2017年JDRAが開催した大会一覧

  • 2017年09月23日(土)西尾市ドローンイベント(デモフライトなど実施予定)@愛知県
  • 2017年10月01日(日)JDRA Tiny Whoop Japan Cup 2017 No.1 in 愛知(メイカーズピア)
  • 2017年10月21-22日(土・日)JDRA Tiny Whoop Japan Cup 2017 No.2 in 福島県
  • 2017年11月25日(土)NINJA DRONE 忍(障害物ドローンレース)@福島県
  • 2017年11月19日(日)JDRA Tiny Whoop Japan Cup 2017 No.3@福井県
  • 2017年12月03日(日)JDRA TINY WHOOP Japan Cup 2017 No.4 in 千葉 & FPVフリースタイル選手権 @DRONE★VILLAGE 八千代
  • 2017年12月17日(日)JDRA TINY WHOOP Japan Cup 2017 No.5 in 徳島
  • 2017年12月23日(土)JDRA TINY WHOOP Japan Cup 2017 No.6 in 愛知(江南市)

中でも、NINJA DRONE 忍世界初の障害物ドローンレース。

ユニークな企画で、大きな話題を呼びました。

Drone Impact Challenge実行委員会は赤レンガ倉庫で日本最大級のドローンレースを成功させたり、JDL(Japan Drone League)も年間5大会を運営したりと、今後さらにドローンレースを盛り上げてくれそうな3団体から、今後も目が離せませんね!

ドローンレーサーは職業になるか?

世界最大級の大会World Drone Prixでは優勝賞金が25万ドル。

それだけで十分職業としてやっていけそうな額ですが、このような世界規模の大会で勝てるのはほんの一握り。

世界的に見れば賞金がでる大会もそこそこありますが、日本国内では2016年に開催されたDrone Racing Cup in KOBEが初めて賞金を出したレースです。

それでも優勝賞金25万円。

世界を股にかけてトップクラスで活躍しない限り、まだまだドローンレーサーが職業になるとは言いづらいのが現状です。

しかし、そもそもドローンという言葉が一般的に浸透し始めたのもこの数年のこと。

それを考えると、ドローン市場の可能性はまだまだこれからです!

いちエンターテイメントとしてドローンレースが確たる地位を手に入れる日が、来るかもしれません。

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