ドローンが自動で戻ってくる!?ドローンのトラブルや事故を防ぐ「フェールセーフ」「RTH」を解説します。

高性能のドローンには、操作上のトラブルによる事故などを防止するため「フェールセーフ(fail safe)」という機能が搭載されている機種があります。

今回は、そんなフェールセーフについてわかりやすく紹介しましょう。

フェールセーフとは?

フェールセーフとは、操縦中に電波が途切れるなどの予期せぬトラブルによってコントローラーとの接続が切れ、飛行が困難になった場合などの安全対策として、ドローン側で自動的に起動する機能のこと。

フェールセーフには複数の種類があり、以下のような機能が代表的です。

  • リターントゥーホーム(RTH) 接続が切れた際に離陸した地点へ自動的に帰還する
  • 着陸 接続が切れた際にその場へ着陸する
  • ホバリング 接続が切れた際にその場でホバリング(空中停止)をし、バッテリーが少なくなるとその場へ着陸する

この中でも、

リターントゥホーム(RTH)について

リターントゥーホーム(Return To Home/RTH)は、フェールセーフの中でも非常に重宝される機能の一つで、その名の通り、ホーム(設定地点)に戻ってくる、というシステムです。

飛行中に充電が切れそうだったり、コントローラーとの接続に問題のある場合などに、ドローンが自分で戻ってきてくれるので、墜落や紛失などの自体を避けられる機能として、重要視されています。

参考までに、DJI社の代表機種Phantom 4のRTH機能の動作を例に見てみましょう。

  • ホームポイントが正しく記録されており、コンパスも正常に動作していれば、コントローラーの信号が3秒以上消失時点でRTHが自動的に有効になります。
  • ホームポイントから半径20m以内にドローンがあるときは、RTHが発動されると自動で降下、着陸します。
  • 高度が20mを超えた位置にある場合、コントローラーのスロットルを上下に動かすと機体は上昇をやめ、速やかにホームポイントに戻ります。

ちなみに、気になるRTH中の障害物回避については以下のようになっています。

  • 帰還中メインカメラを使用して300m以内の障害物を認識し、安全な帰還ルートを立てます。
  • 前方ビジョンシステムが無効な場合、RTH中に障害物を回避できません。
  • 15m前方に障害物を検知すると機体は減速します。ホバリング状態になると、そのまま上昇し、障害物を5m避けたところでそのままの高度で飛行します。

このように、機体本体がもつビジョンシステムによって障害物を認識、回避が可能なので、帰還途中に障害物に激突して墜落、という心配もありません。

このようにRTHは、ドローン操縦者にとって非常に心強い機能なのです。

あくまでフェールセーフは最終手段

ただしフェールセーフは、あくまでも整った条件下のみで使用できる機能。

建物などの死角に入り、ドローンがコントローラーからの電波を受信できない状態になったり、強風の中では思い通りの飛行ができない状態においては、100%ドローンの帰還を保証するものではありません。

フェールセーフ機能があるから大丈夫!と油断せず、高度や位置を把握しながら、無理のない安全な飛行を心がけるようにしましょう。

フェールセーフ機能を搭載したおすすめドローン

ドローン製造メーカーの最大手DJIのドローンは、その多くがフェールセーフ、RTH機能を搭載しています。

オンラインストアでは定期的にキャンペーンも開催されているので、ぜひ目を通してみてはいかがでしょうか?

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