漁業におけるドローンの活用事例を紹介!

ドローンの技術は、漁業における活用も期待されています。

最新のドローンは航続距離も格段に伸びているため、広大な大海原へアプローチできるようになり、魚群探知や養殖場における病害管理などに役立っています。

今回は、漁業の分野におけるドローンの活躍についてご紹介していきます。

カツオ漁業での海鳥探知

海外のカツオ漁船は4000tクラスの大型船もあり有人ヘリコプターを搭載できるので、それを活用して魚群を効率的に探索する操業が行われているそうです。

しかし日本の一般的なかつお漁船は500 ~1,000トン程度。ヘリコプターを搭載できる大規模な漁船は多くありません。

水産進化論 ヘリ・GPSで魚群探して効率操業  :日本経済新聞

中小規模の漁船では、海上を進行しながら主に乗組員が双眼鏡で「目視」による探査を行わなくてはいけないので、海外のようにヘリコプターに代わる探索システムが長年思案されていたそうです。

そんな状況下で注目を集めるのが、東京の海洋水産システム協会による、ドローンの魚群探査での活用研究。

従来は、魚を狙う海鳥をレーダーで探索し、海鳥がいる海域まで船を移動させて魚群を探していました。

しかし衛生通信端末が搭載され、沖合まで遠隔操作できるドローンに海鳥探索を任せることで、魚群の有無を予め知ることができ、船そのものが移動して探査する燃料や人材コストが大幅に削減できます。

こちらの研究は2018年度中の実証実験の実施を目指されているそうですが、今後の漁業の発展のためにも、できるだけ早い現場での活躍を期待したいところです。

養殖ノリの生育管理

有明海が広がる佐賀県では、全国一の生産量を誇る広大なノリの養殖場が展開されています。

その面積に対して生産者が効率的に管理を行うのは容易でないため、「赤腐れ病」などの感染病を防ぐことに頭を悩ませているそうです。

赤腐れ病
海水の温度上昇などで発生する水カビの一種。

そこで現在「IoT水産」のコンセプトのもと、ドローンメーカーや大学を始め6つの機関が協力し、病気の原因を研究機関で調査、そのデータをもとにドローンを使った養殖場管理システムの実験を行っています。

こちらのシステムが実装されれば、ドローンが空撮した映像を人工知能(AI)で解析することにより、「赤腐れ病」や「赤潮」を早期に発見し、迅速な対応を行うことができるようになります。

害鳥対策

川や湖の漁協が加盟する全国内水面漁業協同組合連合会では、アユやウナギなどの淡水魚を狙う害鳥カワウ対策のためにドローンの活用を推進しています。

カワウの巣の発見や、巣作り防止のために樹木をビニール紐で張り巡らせる作業など、これまでは人力だけでは難しかった作業が、ドローンを用いることで効率的に行えるようになったほか、ダム湖などの危険なエリアでも作業が可能になりました。

現在は、全国の約20県漁連でドローン配備、実施されており、これからさらなる拡大が期待されています。

マグロ釣り

問題解決、とは少し違いますが、なんと海外ではドローンを利用することで、個人で砂浜からマグロを釣り上げるツワモノが現れました。

こちらは、オーストラリアのSEAULCERという映像プロダクションチームが撮影した動画です。

ドローンがマグロのいる場所に針を落とし、人間がそれをリールで巻き取るという方法で、見事にマグロを釣り上げています。

人間とドローンが見事に連携した、非常に興味深い事例ですが、このようにドローンと豊かな想像力があれば、今までできなかったことが達成できてしまうのです。

これは実際の船釣りでも十分応用の効くテクニック。もしかしたら、これからの主流になっていくかもしれません。

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